X線を使って身体の断面を撮影する検査で、X線を人体に回転させながら照射し、透過したX線の強弱を検出します。この強弱の差をコンピューター処理し、輪切り状の画像を作り、身体の内部構造を観察します。
マルチスライスCT装置では、連続した立体的な三次元画像(3D)を作成・観察することができ、これまでのCTでは不可能な検査ができるようになりました。
当院では、80列のマルチスライスCTを使用することで、より細かく、広範囲の撮像を行うことができ、撮影時間の大幅な短縮と、高精度な撮影が可能です。また、X線の被ばく時間が大変短くなったことで、患者様の負担軽減にもつながっています。
3D医用画像処理ワークステーションを導入
マルチスライスCTから撮影された複雑なデータ処理や専門的な画像作成業務を行っています。また、最適な3D画像作成のための技術向上にも取り組んでいます。 |